倫理憲章は第二新卒の転職活動にどのような影響があるのか

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転職を考えている第二新卒のみなさんは就職活動における「倫理憲章」をご存知ですか?
これは日本経団連が定めた新卒者の採用活動における指針を定めたガイドラインです。
このガイドラインで特に注目されているのは採用活動の時期に関する事柄です。倫理憲章を遵守している企業の16卒(2016年3月に卒業または修了する学生)に対する採用活動は正式には8月1日からスタートします。つまり昨年までの採用活動と比較して後ろ倒しになりました。
しかし経団連に加盟していない企業などはそれ以前に採用活動を始めており、半数近い学生が内定を得ているという状況です。その一方で内定を得ている学生も8月の解禁を待っているためまだ就職先を決断できていないケースも多いようです。

新規学卒者の採用・選考に関する倫理憲章 Sebastien Wiertz

倫理憲章は新卒の学生向けのものです。
すでに卒業し働いている第二新卒のみなさんの転職活動にはどのような影響があるのでしょうか。
そこではじめての転職をしようとしている第二新卒のみなさんに知っておいて頂きたいポイントを2つご紹介します。

求人数が増加する可能性あり

先述のようにすでに企業から内定を得ている学生が8月まで決断を渋っているケースがあります。そして8月以降に、より志望度の高い企業から内定を得た場合には以前内定を得ていた他の企業を辞退してしまいます。
すると内定辞退があった企業では採用計画と実際の採用活動にズレが生じ2015年下半期に求人数が増えることが考えられます。
その時に即戦力として期待が持てる第二新卒のみなさん向けの求人も出てくるのは自然なことです。
もし倫理憲章に遵守していない企業へ転職したいと考えている方には朗報でしょう。

余裕を持った転職活動の計画が必要

一方で倫理憲章に順守している企業への転職を考えている方はすぐに転職することは難しいかもしれません。
なぜならまだ新卒でどれぐらいの採用ができるかわからないためです。また採用担当者の方の業務も増大し第二新卒を含めた中途採用へ手が回らない可能性があります。
もしそのような企業への転職を考えているのであれば転職活動を少し長い目で見なければいけません。

このように「倫理憲章は新卒のもの」と言って軽視してはいけません。
もし転職したい企業があるのであれば新卒の採用状況の状況を知っておくことで転職活動を有利に進めることができるでしょう。
LITA WORKSでは人事担当者とのリレーションにより新卒や中途など様々な採用状況の情報を得ています。
もし転職したい企業や業界の状況が気になるのでしたらお気軽にお問い合わせください。

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