あなたは今の給料に満足していますか?一生懸命働いていても評価されず昇給しないといったことから転職を考えた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でもちょっと待ってください!!求人票に載っている給料が良いからと安易に転職するのは早計ですよ。
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まずは給与明細を見てみよう
転職したいと他の会社の給料と比べる前に、まずは今働いている会社でもらっている給与明細を見直してみましょう。
そこには様々な金額が書かれています。収入にあたる支給の項目や、いくら税金を払ったかの支出がわかる控除が書かれているはずです。
ここで注目するべきなのは支給の部分です。基本給の他に残業手当や住宅手当などの様々な手当が支給されているのではないでしょうか。実は転職のときにこの部分を見落としてしまうとトータルの収入が減ってしまうかもしれません。
求人票で基本給の高さに惑わされないで!!
手当がつくと収入が大幅アップ
新卒で大手企業に就職した方に多いのですが、住宅手当や資格手当などがもらえるのは当たり前ではありません。
大手企業は様々な手当があり、基本給がそれほど高くなかったとしても収入は増えます。一方でそれらの手当がない場合には、いくら基本給が高くても基本給が低い企業よりも収入が低くなってしまうこともあります。
また税金は基本給に対して課税されるため、基本給が低くても手当が多い場合には支払わなければいけない税金が安くなることが多いです。
残業手当が含まれているかどうか
企業によっては一定の時間、時間外労働をしたとみなして残業手当を支給していることろがあります。いわゆる「みなし残業代」や「固定残業代」というものです。
例えば求人票に「月給30万円(みなし残業手当40時間分含む)」と書かれているのがそれにあたります。つまり40時間分の残業手当が固定で支払われます。(もちろん40時間を超えた分は追加して支給されます。しかしそうはなっていないことが多いのが実態です…)
「30万円もらえるなら今の会社より良いかも」と安易に考えてはいけません。今の会社で同じ時間残業をしたときと比較してください。残業手当がはじめから含まれているかどうかで支給額が大きく変わります。
ボーナスの金額に注意
ここまで「基本給は低くても手当がつくと総額は増える」とお伝えしてきました。しかしボーナスはそうではありません。多くの企業でボーナスの金額は「〇〇の2ヶ月分」というように取り決められています。その対象が基本給だけなのか、それとも他の手当も含まれるのかによってボーナスの支給額が変わります。
もし基本給がボーナスの金額の対象になっているのであれば、基本給が低い場合にはボーナスも低くなってしまいます。
まとめ
求人票は多くの求職者の目につくように良く書かれるのが実情です。そこに書かれた数字だけを鵜呑みにせず、しっかり今の会社の給与体系とどう違うのかをチェックしてくださいね。