第二新卒が未経験から人材紹介のキャリアカウンセラーを目指すなら「新卒の人材紹介」がオススメ

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こんにちは。リタワークスの加茂です。
第二新卒の方の転職相談を受けていると、「未経験だけどキャリアカウンセラーになれますか?」という相談を受けることが結構あります。
その理由として「人の役に立っていることを実感できる仕事がしたい」というものが割りと多いのですが、就職・転職活動の時にお世話になったエージェントを見て興味を持たれたという方も複数いらっしゃいました。こういう話を聞くと同業者としてちょっと誇らしく思います。

キャリアカウンセラーに大事なのは親身になって考えること
Startup Stock Photos

そもそもキャリアカウンセラーの仕事とは、求職者の方と人材を求めている企業をマッチングさせていく仕事です。そのため、正しい知識を持った両者の思いに寄り添える良き理解者である必要があります

キャリアカウンセラーの難しさとは

未経験の方が初めてキャリアカウンセラーとして仕事をした場合に、難しいと感じるポイントを書き出してみました。

  • 求人企業を理解すること
  • 未経験の業界について理解すること
  • どの企業にどういう人がマッチするのか理解すること
  • 相手の為を想うことと売上げを作ることのバランス
  • 意外と多い事務処理

これらをクリアして全くの未経験の方がそれなりに成果を出せるようになるのに、早くとも1年はかかるのではないかと思います。
そのため採用する人材会社の目線でみると、未経験であっても「せめて企業で採用担当をしていた」とか「採用に関する営業をしていた」、あるいは「前職が人材紹介と親和性が高い職種で(例えばウェディングプランナーなど)素晴らしい実績を出されていた」というような経歴を求めたくなるのです。
『中途採用=即戦力』という企業側の希望を前提とすると、未経験からキャリアカウンセラーへの転職は難易度が高いと言わざるを得ないのです。

目指すなら新卒紹介のキャリアカウンセラー

未経験からキャリアカウンセラーになるのが難しいからといって諦めてしまうのはまだ早いです。
『新卒向けの人材紹介』であれば可能性はあります

一口に”キャリアカウンセラー”といっても、実は大きく分けて「中途人材紹介」と「新卒人材紹介」の2種類があります。そしてそれらの内容や適正は全く異なります。
わかりやすく一言で説明すると「中途は深く狭く、新卒は広く浅く」という違いがあるのです。
中途人材紹介のキャリアカウンセラーは、転職者の方自体が業界や職種に関する経験と知識を持っていらっしゃることから、その方たちから信頼されうる知識が必要となってきます。
そのため、業界や職種で担当が分かれていて、それぞれの分野の仕事内容とクライアント企業についての深い知識と理解を養っていきます。

それに比べると新卒人材紹介のキャリアカウンセラーの場合は深い知識や理解よりも人としての魅力が重要です
その理由は簡単です。そもそも新卒採用には会社説明会があり、企業や業界についての説明をしてくれます(笑)。また職種も、総合職や一般職といった大枠の括りが中心であり、個別の職種に関する深い理解はあまり必要とされません。募集要件も「明るくて元気な子」「素直な子」みたいなざっくりした要件になってきます。
ただし、(後述するように)だからと言って仕事が簡単か、というと決してそんなことはありません。むしろ別の部分では中途の場合よりも難易度が高かったりもします。

未経験でも採用されやすい3つの理由

深い専門知識は不要

誤解を恐れずに言えば、業界の専門知識がなくてもOKです。各クライアント企業に関する深い理解も(最初は)不要です。

経験者がそもそも少ない

サービス自体ができて10年位ですし、マーケット規模も中途人材紹介の大体30分の1程度なので、経験者を採用しようにもほとんど市場にいないというのが現状です。

中途人材採用のキャリアカウンセラーが応募してこない

そうなんです。中途人材採用のキャリアカウンセラーの経験者の方はほとんど応募してこないんです(笑)。
なぜ経験者であっても応募をしてこないのか考えたことがありますが「よくわからないから」「せっかく中途人材紹介のキャリアを作ってきたのに、あえて新卒紹介をやろうとは思わないから」といったところかと思います。
そのため、新卒の人材紹介をやっている会社は必然的に未経験の方を採用して育成していくしか手がないわけです。

新卒の人材紹介の魅力

散々な事を書いてきてしまっているような気もしますが、実は新卒の人材紹介には中途の人材紹介にはない素晴らしいところがたくさんあります。

学生は素直で吸収力が高い

新卒の学生は未知のことに挑んでいるので、とにかく素直に良いと思ったことは何でも吸収しようとする姿勢があります。そして短期間で急激に成長していきます。そういった学生達と仕事をするのは単純に気持ちの良いものです。

社会貢献性が高い

新卒時のミスマッチを減らすことは、企業にとっても学生にとっても大切です。また新卒の人材紹介は、知名度が低く新卒採用がうまく行っていない中小企業をサポートし、企業成長・活性化に貢献できる仕事です。

本当に感謝してもらえる

キャリアカウンセラーとして学生と関わっていくと、このような社交辞令でない心からの感謝の言葉をいただくことができます。
「一人で就活をしていた時は、何が正しくて何が間違っているのか分からなくて不安で不安で・・・自分を見失いかけていました」「もし◯◯さんに出会っていなければ、絶対にこの会社に入ることは出来ませんでした」
また担当した学生からお礼にと、お菓子やちょっとしたプレゼントをいただくことも珍しくありません。

将来性がある

以前は新卒の人材紹介の仕事は(言い方は悪いですが)「地力で就活できない学生と不人気企業とのマッチングでしょ?」と言われていました。
しかし、実際に活用してみて良い採用ができた企業が増えたことや、このところの就活時期の迷走問題などがあって、企業側も学生側も徐々に認識が変わってきていると感じます。
そして近年、新卒紹介を活用する企業がますます増えてきました。2015年には、ベネッセ社とインテリジェンス社が合弁会社を設立して参入して来ましたね。
今後も中途人材紹介ほど巨大なマーケットにはならないと思いますが、企業と学生達から必要とされ存続していく仕事だと思います。

どのような人が向いているか

最後に、どのような人が新卒のキャリアカウンセラーに向いているかをお話したいと思います。

包容力のある方

学生は社会経験がないため、面談をしていて突飛なことを言ってくることや「分かってないな」と感じることがあります。その時に頭ごなしに正論を押し付けてしまったり、突き放したりしてしまってはNGです。そうした言動の背景にあるものを理解しようと務められる方が向いていると言えます。

人間観察の得意な方

先程もお話した通り、新卒採用における人物要件はざっくりしています。また学生本人も自分自身の適性を理解していないケースが多く見られます。
だから、きちんと学生の性格や適性を見極めていく必要があるのです。この点が一番難しい点ではないかと思います。

知的好奇心の旺盛な方

新卒紹介の場合は、一人の学生に対して様々な業界(時には職種も)の企業を紹介することになります。この点が決定的に中途の人材紹介と異なるところです。
そのため、様々な業界について学生にその特徴や業界特有の働き方について説明できるくらいの知識が必要になります。なお中途採用のキャリアカウンセラーと違い、ひとつの業界や業種のプロフェッショナルになる必要はありません。腰を据えて勉強するというよりも、身近なニュースや今まで見過ごしていた広告などから常に様々な業界の動向や知識を仕入れていける方が合っていると思います。

まとめ

もしこの記事を読んで新卒の人材紹介のキャリアカウンセラーに興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひお問い合せ下さい。
あなたと相性の合う企業をご紹介させていただきます。

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keiichi.kamo

代表取締役 加茂敬一
キャリアカウンセラーとして現在までに2,000人以上との面談を行う。
「利他主義」をコンセプトとし、転職希望者の気持ちを第一にキャリア相談を実施する。